• 特     徴

  • 1.構造が単純にも関わらず、自封作用でシール性能が良好である。
    2.高圧にも安定した密封性能を発揮します。
    3.低価格で種類・サイズが豊富である。
    4.取り付けのスペースがコンパクトですみ、装着が簡単である。
    5.シールに方向性がないので両側からのシールが可能である。

  • Oリングの種類

  • Oリングの種類種類を表す記号
    運動用OリングP
    固定用OリングG
    真空フランジ用OリングV
    ISO一般工業用OリングF
    • 作 用 の 原 理

    • 第1図Oリングが無圧か微圧の流体をシールする場合ではOリングが断面直径の何%かに相当するツブシシロにより、密封が保たれています。

    • 第2図のように流体の圧力が増加されますと、みぞ中のつぶされているOリングが圧力側面から押し動かされて片寄りながら自己密封作用でシールします。

    • 第3図更に圧力が増加しますとゴムの軟らかさからすきまにハミ出してOリングを損傷させることになります。

    • 第4図はこれを防止するため圧力方向と反対側、又は両方に圧力のある場合はOリングの両側に四ふっ化エチレン樹脂(PTFE)製のバックアップリングを添装します。

  • バックアップリングを使用しない場合のすきま(2C)の最大値

  •  使用圧力MPa(kgf/c㎡)
    Oリングの硬さ
    (デュロメータA)
    4.0(41)
    以下
    4.0(41)を超え
    6.3(64)以下
    6.3(64)を超え
    10.0(102)以下
    10.0(102)を超え
    16.0(163)以下
    16.0(163)を超え
    25.0(255)以下
    700.350.300.150.070.03
    900.650.600.500.300.17