• Oリング不具合事例

  •   現象主な原因対策
    ねじれねじれて変形している運動速度大
    偏心運動
    接触面の仕上不良
    ねじれ装着
    シール構造を変更する
    偏心運動をなくす
    接触面の適切な仕上げ
    装着時に潤滑剤を塗布する
    かじり部分的に欠けている面取りが不十分
    装着時の潤滑不足
    Oリングがたるんだ
    (はみ出した)状態での取付
    各部の面取りをする
    装着時取付治具を使用する
    潤滑剤の塗布
    寸法の見直し
    へたり圧縮された状態から戻らない過度な高温環境
    シール対象との
    マッチング
    過度な圧縮
    ゴム材料を変更する
    溝寸法を変更する
    全面摩耗表面が全体的に摩耗している接触面の仕上げ不良
    潤滑不足
    異物混入
    ゴム材料の耐摩耗性低
    接触面の適切な仕上げ
    潤滑剤の十分な塗布
    取扱い環境の異物管理
    ゴム材料を変更する
    抽出全体的に小さくなっているゴムから成分を溶出させる
    流体を使用した
    ゴム材料を変更する
    膨潤全体的に大きくなっているゴムに浸入する成分を含む流体を使用した使用流体、洗浄液などを変更する
    硬化
    (クラック)
    ゴムが硬くなり変形させるとひび割れが見られる過度な高温環境ゴム材料を変更する
    オゾン
    クラック
    応力のかかった方向と垂直方向に亀裂が発生している伸長を与えた状態で空気中に放置した伸長を与えないこと
    Oリングの表面に空気が触れないようにする
    ゴム材料の変更
    はみ出し全体的又は部分的にちぎれている全体的又は部分的に薄く広がり変形している過度な圧力
    すきまが大きい
    ゴム硬度が低い
    膨潤による過剰充填
    圧力、隙間、ゴム硬度の変更
    バックアップリングを併用
    ゴム材料の変更